おら、イギリスさ行くだ

田舎からイギリスのブリストルに引越しました。

第2弾がやってきた

ロックダウンが緩和されてから約2ヶ月程で再び各地で規制が強化された英国ですが、今度は2度目のロックダウンです。

木曜日から始まりました。

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英国のロックダウンが事実上解除されてから、少なくともおかっぱの周囲の人々は、いつかまたロックダウン下に置かれるという覚悟はしていました。おかっぱのパート先では子供たちの学校が休みになるハーフタームの時期にきっと来るぞ!と皆が予想していました。

子供が休みになるからどこかへ連れて行こうと休みを取って移動をする人々が感染を拡げるのを阻止しようとするに違いないという予想でした。

 

少し時期は遅れましたが、ほぼ予想通りにロックダウン第2弾がやってくる事になりました。

 

ブリストル村の人々はしばらく前から気持ちの準備がそこそこ出来ていたのか、前回のようなパニックはほぼありませんでした。前回のロックダウンは今回のように前もって知らされるものではなかったため、人々はパニックに陥ったのだと思います。今回は数日前に知らされていたため、人々は心の準備もできて落ち着いてロックダウンに突入したように思います。さらに、前回は今まで経験した事のない事態だったため、不安が大きかったのだと思います。

 

今回は開いているお店は前回と比べて少し多いように思います。天気も悪くなる時期ですし、人々はクリスマスが例年通り祝えるのかという心配をしているようです。いくらなんでも早いだろうと思うのですが、パブの同僚たちは仕事が休みになり、退屈しているようでクリスマスツリーをセットしたりクリスマスのデコレーションを始めたようです。

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ロックダウン前にガーデンセンターに行ったらまだ2ヶ月以上も先というのに既に売り場はクリスマスのもので埋め尽くされていました。

相方の家族は例年はクリスマスに家族全員が集合し、クリスマスプレゼントを贈り合い、一緒に食事をするのですが、今年はそれもできないのではないかと思います。義母にはクリスマスリストを早く書いて送るようにと言われましたが、こんな状況下でもクリスマスはやって来るのか…と考えていたらリストに書く欲しいものが全然思い浮かばない有様です。

このクリスマスリストは、各自要らないものを貰わないように欲しいものをリストにして家族間で回しあい、そのリストの中から選んでプレゼントを贈るというものです。

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ロックダウン前に、同僚たちが今度のロックダウンはどれくらい続くのかと予想していましたが、誰一人として1ヶ月で終わると予想した人は居ませんでした。おかっぱは、時期的にクリスマス前に感染拡大を緩やかにして、クリスマスは例年通りに過ごせるようにしようという政府の方針と思っていましたが、キッチンのマネージャーは、クリスマスで休みになった人々が浮かれて出歩いて大騒ぎし、酔っ払ったり、喧嘩して怪我をする若者の増える時期にわざわざロックダウンを解除しないでしょう!あと数ヶ月続くよ!と言っていました。

 

前回のロックダウンは天気の良い日が続きましたが、今回は部屋の中を意識的に明るく保たないと気持ちまでロックダウンしそうな暗い冬がすぐそこまで来ています。

おそらく同僚たちはそんな気持ちで早めのクリスマス準備を始めたのではないかと思います。

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この1年は始まってから10ヶ月、あっという間に過ぎたようでもあり、良くも悪くも初めての事態が目白押しで一生記憶に残ることになりそうです。

あの時は大変だったと笑い話にできるのは一体いつになることでしょう!

 

とりあえずは、前回同様、全員が元気に再び会えることを心から願って。

 

へば、まんず!

(秋田弁: それでは、この辺で!)