おら、イギリスさ行くだ

田舎からイギリスのブリストルに引越しました。

感染症の流行

どうも、おばんでございます。

(秋田弁: どうも、こんばんは。)

 

秋田村からブリストル村へやってきたおかっぱ。

ブリストル村には秋田村とは違う菌が漂っているようです。去年から風邪の洗礼を受け続けているおかっぱも今年の冬は昨年よりも幾分かマシになったのではないかと思います。

(希望的観測…。)

 

さて、ブリストル村でもコロナウイルス、COVID-19の話題が時々持ち上がります。

先月くらいまでは日本はまだ大丈夫でしょう?と聞かれていましたが事態は悪化の一途を辿っているようで、英国政府が発表した注意すべき国のリストに日本もしっかり入っています。

 

先日、職場のクライアントさんが数日後にベトナムに行くとの事でコロナウイルスの感染予防について非常に心配しておりました。おかっぱは仕事中はマスクを着用しているため、マスクはどこで買えるのかと質問をされたのでした。

おかっぱはいつもオンラインで購入しておりますが、おそらく薬局にもあるのではないかと近所の薬局やドラッグストアの名前を数件挙げました。

 

日本ではマスクがどこも売り切れで不用品を売るサイトでは高額で取引されているという話を聞き、もしかして…とオンラインショップの在庫をチェックしてみました。

結果、いつものショップはどこも売り切れでAmazonなども普段から若干高い値段設定になってはいるのですが、普段以上の値段設定になっているのでした。

 

おかっぱは普段は近所のスーパーで買い物を済ましますが、日本の調味料を買う時にはチャイニーズのスーパーマーケットに行きます。

先週チャイニーズスーパーマーケットに行った際にはいつもは置かれていない殺菌ジェルが入口に置かれていました。

ブリストル村でも人々の不安は徐々に高まっている模様です。

 

ただし、いつも通り、道行く人々がマスクを着けたりする事はありません。

 

パブの同僚との間でも、仲良くしてくれる若者の同僚から「ここ数週間の間に日本に帰った?」と質問があり、「心配しないで!コロナウイルスには感染していないから!」と返答する会話がありました。それを聞いた旅行好きのオバチャンとアメリカ人の同僚が「日本は週末に帰れる程近くない!」やら「6000マイルも離れた場所に簡単には帰れない!」などと言って質問した同僚は心配性だと大笑いされたのでした。

 

ブリストル村の風邪の洗礼を受け続けるおかっぱは、昨年は高熱が出たり身体が痛くなるなどのインフルエンザのような風邪に何度かかかり、その度に病院に行った方がいいのではないかと少しは思ったのですが、相方が風邪では病院には行く必要はない。熱があって咳やくしゃみをしているのに病院へ行ったら他の症状で病院に行っている人々にうつってしまうなどと言い、薬局で買ってきた薬を渡されました。

そして相方はおかっぱの風邪が治るまでことある事にドアノブや身の回りのものを殺菌スプレーで掃除し続けておかっぱも熱が下がるまで寝るしかあるまいと腹を括ったのでした。

 

ブリストル村の人々が風邪やインフルエンザでは病院に行かない理由は直ぐに予約が取れないのももちろんありますが、他の患者にうつさないようにと少しは気を遣っているのかも知れません。あるいは病院に行ったところでこれといった治療がなく、よく休んだ方が有効という理由もあるでしょう。

 

今回のコロナウイルスの件でも該当の地区から乗り換えを含めて帰国した場合で熱や咳、呼吸障害などの症状が見られる場合、外出をしないようにと英国政府からの警告がありました。緊急の病気や怪我の場合に指示を受けられる電話窓口に電話をして指示を受けるという流れのようです。

この電話窓口はコロナウイルス以外でももちろん対応してもらえます。病気や怪我で緊急の診察が必要と判断された場合は病院へ行ったり、場合によっては救急車を手配するように言われるようです。

明らかに緊急を要する場合はすぐに救急車を呼ぶのでしょうけれども、近くの医院から医師が現場へ駆けつけるという場面も目撃した事ががあります。

 

おかっぱは普段からなるべくうがい、手洗いをして風邪を引かないように気をつけていますがそれでもやっぱり風邪を引きます。

身体に免疫のないものはしばらく浸透するまで待つしかないのかと思います。

 

今回のコロナウイルスについては感染力が高いようですし死者もかなり出ている模様です。持病のある人や抵抗力の弱い人、また高齢者などはなるべく人混みに行かないなどの注意が必要なのはもちろんですが、コロナウイルスに限らず風邪やインフルエンザのような感染するようなものにかかったと思った場合にはブリストル村流に自ら自粛してなるべく引きこもるのもいい案なのではないかと思います。

自宅に身体の弱い人がいるならば感染したら危険と思われる家族を他の家族の所に疎開させるなどの方法もあるかと思います。

 

おかっぱのお義母さんは癌の治療中で年末に風邪を拗らせ肺炎に進展し、しばらく入院しました。今はだいぶ元気になり家族全員、一安心というところです。おかっぱもお義母さんの入院中に咳がとまらない風邪を引き、お見舞いは自粛しました。

 

ブリストル村はこれから春になり、夏が近づくと旅行に出かける人々が増えます。おかっぱの日本の友人の1人にも初めてのイギリス旅行に来る人がいます。初めてとあってかなり様々な場所へ行く計画のようで過密スケジュールの中会えるかわかりませんが…笑。

 

その頃までにはこのコロナウイルスの騒ぎも収束するといいな…と思います。

f:id:Nanashinookappa:20200220071616j:image
f:id:Nanashinookappa:20200220071613j:image

写真はブリストル村の朝焼けの様子です。

コロナウイルスの騒ぎの夜明けを願って。

 

へば、まんず!

(それでは、この辺で!)