おら、ギリシャさ行ってきたど!!
イギリス、ブリストルは夏日もあれば雨が降って寒い日もある。そんな季節です。
おかっぱと相方はすぐに引越しをする予定で小さなフラットに住んでいましたが引越しをする予定だった物件が売りに出されてしまい引越し計画は振り出しに戻りました。
今のフラットにあるガーデンでガーデニングを始めたりしたら意外と住めば都…。家賃も安く貯金しながら旅行も行けてしまうのでしばらく物件さがしも延期することにしたのでした。
2月のアムステルダムに続き今回はギリシャのロドス島へ旅行に行きました。
途中アルプス山脈と思われる山々を通過。
ブリストル空港から約4時間。
飛行機から見えた地中海が美しく、まず感動。
空港でタクシーを拾い、町外れの小さなホテルに到着。
隠れキッチンがあって1週間滞在にも困りません。
バルコニーからは海も見えます。
以前からギリシャに行ってみたいと相方に言っていたらギリシャは夏に行かないと!とこだわりを披露。
そして2か月前、サプライズで旅行の予約をするという粋な事をしてくれました。
念願のギリシャです。
ギリシャの景色で思い描いたのは青と白の建物(サントリーニ)だったのですが、相方はロドス島のファン。
しかし来てみたら学生時代に夢中になった哲学マインドがよみがえったおかっぱなのでした。
旅の初日は近所を散歩して歴史のある町並みと透き通る海にただただ感動。
翌日、ホテルで朝食を食べた後に二人乗りできるバイクをレンタル。
少し遠出しようとしたら…!!
止まっていてもスピードメーターがずっと時速40キロ!ギリシャ神話の神々がみんなちょっとマヌケなのを思い出してスピードメーターが壊れているくらい大した問題でないのだろう…と何となく納得。
バイクのレンタル屋さんはヘルメットを着用しないでバイクに乗るのは違法ですよと教えてくれたのにヘルメットを着用している人の少なさにギリシャ人のおおらかさを感じつつ、途中ビーチに寄り道しながらリンドスへ。
青い海、白い建物が見えるとこれこそ思い描いていたギリシャの景色です!!
相方に大興奮しながら話してなだめられるという大人げなさも発揮。
途中何度も立ち止まってしまう美しさ。
イギリスも素敵な国だけど、完全に異世界でした。
リンドスのアクロポリスまではロバがレンタル出来るのですがこの炎天下重い人間を乗せて坂を登るロバが不憫に思えてせめて美味しい食べ物でも与えられていたらいいな…と思いながらアクロポリスへ向かったのでした。
さて、そのアクロポリスは入場料が€12かかりますがこの感動が€12で買えるならとっても安いお買い物です!
重機も何もない時代にどうやってこの石を切ったんだ!!どうやって運んだんだ!!と考えるとワクワクが止まりません。
化石が埋まっているのを見たらさらに時代を感じてタイムスリップしたような気分でした。
相方がロドス島を前回訪れたのは17年前。気に入って10ヶ月滞在してロドス島でその間働いていたそうです。
その時にも修復の作業が行われていたそうですが現在も所々に工事中のクレーンなどが置いてあって修復の作業はまだ終わっていないようでした。
アクロポリスの壁の外側にひろがる絶景。
紀元前300年ごろ(推定)にこの壮大なものを建設しようとしたその発想力には恐怖すら感じます。
アテネにあるパルテノン神殿も素晴らしいのでしょうけれど混雑しているメジャーな観光地をあまり好まないおかっぱにはこのくらいが丁度いいのかも知れません。
とはいえ大満足のこの景色。
天気が良く1年のうち300日は晴れというこのロドス島。
リンドスのアクロポリスは何段階かに分けて発展を遂げたと考えられているようです。この美しい自然、地形と気候が揃ったギリシャが数多くの天才を排出したのも納得でした。
ギリシャは元々日本と同じ多神教の宗教観があります。自然に恵まれた国だからこその宗教観と思います。
イギリスにいると「ニーハオ」や「シェシェ」と声をかけられることがよくありますが、ギリシャ、ロドス島では一度も言われることがありませんでした。
その代わりに「こんにちは」や「ありがとう」と話してもいない人に日本語で何度か言われました。バスの運転手さんやお店の店員さんやウエイトレスさん。
相方が推測するところ、アジア人を見かけたら中国人と思う人が多いのがブリストルでロドス島ではアジア人は日本人と思う人が多いのではないかと。
きっと親日国なのだろう。
歴史的に対立することのなかった日本人を恨む理由もあまりなさそうですしね。
ギリシャの旅行で撮った写真が山のようにありますのでギリシャ旅行記は次回に続きます。
へば、また(秋田弁でそれでは、また)!
ヤサス!(数少ないおぼえたギリシャ語のひとつ。複数の人に使えるこんにちはとさようならの共用!便利!)