おら、イギリスさ行くだ

田舎からイギリスのブリストルに引越しました。

秋田村の思い出が蘇る!!

ブリストルはもうすっかり春を通り越して夏のよう。

日本では熱中症に、ご注意!というくらい暑い日があったそうですね。少し気が早いですが、暑中見舞いに、涼し〜い冬の思い出第二弾。

 

雪降ったどーーー!(秋田弁:雪が降ったよーーー!)

こちらはアムステルダムに行く数週前の思い出。朝起きると庭が真っ白に凍りついている事はよくありましたが、雪で1面真っ白になると秋田の思い出が蘇りました。

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思えば東京で雪が降っても近所の分まで雪かきするほど雪が大好きなおかっぱでしたのでこの日は大興奮。夜は職場のみんなで出かける予定でしたがキャンセルになるとかならないとかの大混乱をよそに、おかっぱはブラインド全開で夜から降り始めた雪の様子を随時チェックしながら就寝。

 

このくらいの雪でこんなにパニックになるとはひ弱だな〜と笑っていたらそれもそのはず、この街の人々はスタッドレスタイヤ(秋田では通称冬タイヤ)なんてものは持っていないのでした。

 

そこらじゅうでスリップして雪にタイヤを取られている車が…。雪だからと仕事を休む人の多いこと。

秋田なら春まで休みになっちゃうじゃないか…と思いつつ、毎年恒例で春まで雪が振り続ける地方でないとこんなものかと納得したのでした。

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アムステルダム旅行が頭をチラつき、どうか飛行機が雪でキャンセルになりませんようにと祈りながら雪だるまを制作。

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秋田の雪よりスカスカなのにずっしり重い!!!

どうやら水っぽいようでした。

 

雪だるまを作り終えると近所へ探索に。

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公園には子供たちが作った雪だるまがたくさん!犬たちは大はしゃぎ。雪合戦やらそり遊びやらで賑わっていました。おかっぱは雪が降ると子供や犬と同じ精神年齢の模様…。

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街へ出かける予定はキャンセルになったり執行が決まったりを繰り返し、まるで意味のわからない混乱ぶりに戸惑う外国人、おかっぱ。

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水っぽい雪は夕方頃には半分以上溶け、同僚全員バスに乗って街へ出かけたのでした。

 

雪で街はガラガラに違いない!と言っている人がいましたが雪が降ったら室内で飲む!!という地元民が多い様子で職場も混雑、出かけた先もわりと賑やかでした。

 

雪は人間をワクワクさせる力があるのかも知れない…と妄想をしたおかっぱなのでした。

 

そんな夢のような雪も次の日にはほとんど溶けたものが凍りついて日陰は雪よりもツルッツルの路面になったにも関わらず、相方はスタッドレスレス車(通常の夏タイヤ)で外出。始めは雪ごときでひ弱な…と思ったけれど、我々雪国の人々はスタッドレスタイヤなしで車を運転する勇気はないな…とイギリス国民(ブリストルだけ?)の鉄の心臓をなんだか羨ましく思ったのでした。

 

…でも、それはわたしには一生無理!!

へば、まんつ、こごらへんで(それではとりあえずこの辺で)冬の思い出第二弾を終了します。