おら、イギリスさ行くだ

田舎からイギリスのブリストルに引越しました。

イギリスのバレンタインデーとは…

どうもおばんでございます(秋田弁でこんばんは)。

秋田からイギリス南西部ブリストルにやって来て5ヶ月ほど経過しました。

 

クレイジーなクリスマスが終わり、年が明けると騒ぎもあっさりと収束しましたが、2月はバレンタインデーがありました。Chinese new yearは盛り上がるのではないかと思っていましたが私の住む地域は中華料理屋さんがお休みになるくらいで何の騒ぎも起こりませんでした。

 

2月になるとカード屋さんにはバレンタインデーセクションが出来ていました。バレンタインデーもクリスマスや誕生日同様にカードを贈るらしいです。

 

この国は何かというとカードを送るという文化らしいという事に気がついたバレンタインデーです。

 

地元の人にバレンタインデーは何が起こるのかと質問したところ恋人と食事をしたりプレゼントを贈りあったりするのだと教えてくれました。

そしてサプライズでいつもよりも豪華な食事を相方に作ってあげるといい!と計画まで練ってくれました。

 

日本のバレンタインデーはどんな感じか聞かれたので女性がチョコレートを男性にプレゼントする日だと教えたらその場にいた男性陣が日本に引っ越そう!!と冗談を言い合う場面に発展。チョコレートを運ぶための大きい車が必要だよと言ったら信じてしまったので慌てて冗談だと軌道修正をすることに…。

 

いざバレンタインデー当日、全く気配も感じさせずに用意されていたプレゼントに驚かされたワタクシ。

f:id:Nanashinookappa:20190225072908j:image

カードもオーダーでした。

サプライズの文化のまるでない素朴な秋田県民が度肝を抜かれた2月14日の午前7時でした。

 

さて、そのサプライズ文化のない秋田県民がサプライズに挑戦…。

食事を仕込み、ちょっと出かけている間に相方が昼休みで帰宅。その間にいつもと違う何かに気がついた模様。サプライズがDNAに組み込まれているのかと疑うほど気がついたのを隠すのもお手のものでした。

 

気が付かれて全くサプライズにならなかったバレンタインデーディナーですが、クリスマスに相方の同僚から頂いたワインもやっと開ける機会がやってきてなかなか楽しいバレンタインデーでした。

f:id:Nanashinookappa:20190225073748j:image

エビとアボカドの前菜。

f:id:Nanashinookappa:20190225073739j:image

あえて和風の洋食のメイン、煮込みハンバーグの前にスープがあったのですが写真を撮り忘れました。

f:id:Nanashinookappa:20190225073803j:image

クランベリーのチーズとピーナッツ、チャツネ、はちみつとクラッカー。
f:id:Nanashinookappa:20190225073754j:image

1ポンドショップで買った不思議なお皿も登場。
f:id:Nanashinookappa:20190225073758j:image

デザート。

 

イギリスではテディベアがバレンタインデーの定番アイテムらしいです。

ふわふわのテディベアが愛情がこもって見えることがひとつの理由らしいです。お花のように枯れたりチョコレートのように食べて消化されてなくなることもないテディベアが思い出を呼び戻すアイテムとして人気なのだとか。

 

男性も女性もどちらでもこだわらずにプレゼントを贈りあったりするようです。甘い物が好きな相方にはチョコレートを贈りました。

 

日本に数年住んでいたイギリス人女性のお友達にちょっとしたチョコレートをあげたら記憶が蘇ったらしく、「あ!!!友チョコ!!!嬉しい!!」と大興奮でした。

 

甘い物よりもしょっぱいおつまみ(漬け物など)の様なものの方が好きなワタクシ。イギリスのチョコレートはお茶でもなければ震えるほどの甘さに感じますが…。

 

イギリスではもちろんバレンタインデーに同僚に贈る義理チョコなんてものはなく、恋人のいない人はバレンタインデーなんてなければいいなどと言う人もいたりして…そこは日本と同じなのかも知れません。

大きな車でチョコレートを運ばなきゃならない人はそんなにいないですよね…。

 

そんなバレンタインデーの思い出でした。

 

へば、まんず。

(秋田弁でそれではとりあえず〜)